みなさんの日常的な診療や健康管理をしてくれる身近なお医者さんです。
みなさんの健康状態や病歴などを把握した上で、様々な相談にも対応してくれるだけでなく、急に具合が悪くなっても適切で総合的な診断をして必要なときには病院を紹介してくれるなど、みなさんに合わせた最適な医療を提供してくれます。
住み慣れた場所で信頼して相談できるあなたの町のお医者さんを見つけ、より効果の高い治療が受けられるように、ぜひかかりつけ医をお持ちください。
かかりつけ医の診療で発見した病気について専門的な検査・治療等が必要であると判断される場合、その病気に対応した診療のできる入院設備や高度医療機器を備えた適切な病院をかかりつけ医が紹介してくれます。
その際、かかりつけ医が作成した紹介状※を紹介先の病院へ持参するよう促されます。紹介状には紹介先病院の担当医師がみなさんの病状を把握できるように、みなさんの病気について記載されていますので、紹介状を持参して診療するとスムーズに受診することができます。
※紹介状がない場合、200床以上の病院への受診には初診料・再診料とは別に厚生労働省が定める特定療養費が必要となる場合があります(500床以上の病院への受診には特定療養費の負担が義務化されています)。
その後、病院で検査や治療が行われ、病状が安定し、通院治療が可能になれば、再びかかりつけ医が診察にあたります。
このように病院と診療所(かかりつけ医)が相互に連携して患者のみなさんの症状に応じて必要な医療の提供を行う仕組みを「病診連携」と言います。
名古屋市医師会では、かかりつけ医と病院がスムーズに連携し、地域に根ざした医療を提供できる仕組みを目指し、『名古屋市医師会病診連携システム』を昭和60年12月1日から運用しています。
かかりつけ医の紹介で病院を受診されたみなさんの病状が安定した後は、再びかかりつけ医が診療にあたります。その際、かかりつけ医がみなさんの病状を充分に把握できるように病院での診療内容がかかりつけ医に送られます。最近では診療所のパソコンからでも病院の診療内容が閲覧できるようになりました。
名古屋市医師会は市内や近隣の病院とかかりつけ医がコンピュータで診療情報を共有するための『なごや病診連携ネット』を平成24年4月1日から運用しています。
なごや病診連携ネットでは、みなさんに十分ご理解いただき診療情報を共有するため、診療情報を閲覧するためのご同意書をいただいて運用しております。
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